ラブ探偵事務所が教える近年の家出や失踪の状況

ここでは全国の警察が受理した家出人捜索願の件数をご紹介すると共に、家出や失踪をケース別に解説していきます。

今後、探偵事務所や興信所へ行方調査や人探しなどのご依頼を検討されている場合は参考にしてみて下さい。

近年の家出や失踪の状況

ラブ探偵事務所が教える近年の家出や失踪の状況

まず最初に全国の警察へ家出人捜索願が提出されている総数をお伝えしたいと思います。

2016年の家出人捜索願の件数

総数81,193人

2016年に全国の警察が受理した家出人捜索願の件数は81,193人
1日に換算すると222.4人という莫大な数字の家出人捜索願が届出されている事になるんです。

誰でも、ご親族や知人が突然消息を絶ったなどの場合は非常に心配です。

全国の警察で所在が確認された失踪者や家出人も当然いますので、この総数から帰宅・発見・保護などに至っている数を引いても、365日間ではかなりの数になっているのが現状なんです。

しかし、家出人捜索願を提出しても、警察はその失踪には事故や事件性があると判断出来ない限り、失踪者や家出人の捜索は行えないのはご存知でしょうか。

本人が自ら帰宅する場合を除いて、警察が失踪者や家出人を確認する事が出来たという事は、行方不明となっている失踪者や家出人が事件や事故に巻き込まれたからなんです。

下記の様な状況である場合、警察は事故や事件性があると判断して動かなければならないとも判断出来ます。

警察が動くCase
  1. 犯罪の被害者や被疑者になっている
  2. 事故や自殺などの問題となっている
  3. 職務質問や違法駐車の通報などがあった

特に犯罪や自ら命を絶ってしまう自殺などという結果は非常に悲しいです。

そして、誰かがもう少しだけ早く、失踪者や家出人の気持ちを解っていれば、被害者にも被疑者にもならずに済んだのかもしれません。
そう考えるとやりきれない気持ちにもなります。

探偵B

あなたの大切な家族・友人・知人は大丈夫ですか?
安易に家出や失踪させないための1つの対策としては、どんな悩みがあっても一緒になって解決し、サポートしてもらえる人がいるという認識をさせてあげる事なんです。

行方調査をご依頼頂くと同時に、最寄りの警察署へ「家出人捜索願」の届出を出して下さい。

2016年の家出人捜索願の性別

ラブ探偵事務所が教える2016年家出人捜索願の性別

ここでは全国の警察へ家出人捜索願が提出されている総数に対しての男女比を多い順にお伝えします。

男性

全国の警察が受理した男性の家出人捜索願の件数

総数の中で男性は52,736人おり、全体の65.0%を占めています。統計上では1日144.4人の男性が失踪しているという計算になり、男性の家出人捜索願は女性に比べると2倍程度と非常に多い件数です。 自ら失踪している男性は、日払いの現場仕事・アルバイトなどが多く、車や漫画喫茶を生活の拠点としている事も多いです。失踪者本人は親族に頼りたいけど頼れないといった考えもあり、誰かの救いの手を待っているかもしれませんので、早めの発見と支援は必要でしょう。

女性

全国の警察が受理した女性の家出人捜索願の件数

総数の中で女性は28,457人おり、全体の35.0%を占めています。統計上では1日77.9人の女性が失踪しているという計算になり、女性の家出人捜索願は男性に比べると半数程度ですが、それでもかなりの件数となっています。 自ら失踪している女性は、男性の様に日払いの現場仕事などは出来ませんし、女性1人で誰も知らない場所で一から生活を築いていかなければならないので男性以上に苦労も多いのではないでしょうか。親族からの救いの手を待っているかもしれませんので、早急な発見と支援が必要です。

2016年の家出人捜索願の年齢別

ラブ探偵事務所が教える2016年家出人捜索願年齢別

ここでは全国の警察へ家出人捜索願が提出されている総数に対しての年齢別TOP4を多い順にお伝えします。

10代

全国の警察が受理した10代の家出人捜索願の件数

家出人捜索願の中で1番多いのは10代で17,763人おり、全体の21.9%を占めています。10代の時期は反抗期などもあり、親とのコミュニケーションが非常に大事だと思います。しかし、親族とのコミュニケーションが取れずに些細な事から親と喧嘩をして突然家から飛び出してしまったり、本格的ではないが一時的に家出をするプチ家出も急増する年齢なので注意は必要です。 多くの未成年は資金が底を尽きて生活が出来なくなり、自ら帰宅するケースは多いのですが、近年は未成年者に高額な日当を支払ってアルバイト感覚で雇用する振り込め詐欺グループや、未成年の女子学生だと知りながらコンパニオン・風俗・キャバクラなどで働かせる悪質な店舗などもまだまだありますので帰宅しない時には早急に保護する必要があります。

20代

全国の警察が受理した20代の家出人捜索願の件数

家出人捜索願の中で2番目に多いのは20代で15,814人おり、全体の19.5%を占めています。20代の時期は社会人として徐々に自立していき、趣味・恋愛・仕事など打ち込むので親族とのコミュニケーションを取らなくなる傾向もあります。そして、悩みがあっても家族や友人に相談出来ない状況下の人は、悩みに悩んだ末に自暴自棄になり、全てから逃避したいという感情が高まって突然失踪してしまったりする傾向がありますので注意は必要です。 20代の成人ともなると、どんな場所でも大人として扱われますので、資金が底を尽きても借金をしたりしながら生活をする事が可能となります。また、親族の同意も無く、新居となる賃貸物件を契約する事も可能なので、10代よりは生活の幅が広がっていきます。

70歳以上

全国の警察が受理した70代の家出人捜索願の件数

家出人捜索願の中で3番目に多いのは70代で15,201人おり、全体の18.7%を占めています。70代という年齢は一般的にも高齢者という事になりますので、現役の社会人としては引退して趣味・旅行などを楽しむ一方、日々働いている親族とコミュニケーションを取る時間が無いという傾向もあります。そして、疾病や悩みなどがあっても家族や友人に相談出来ない状況下の人は、ある日突然失踪してしまったりする傾向もありますので注意は必要です。 70代ともなると多少の貯蓄がある人は多く、新居となる賃貸物件を契約して生活する事も可能でしょうし、場合によっては新たな仕事に就きながら生活をする事が可能となります。しかし、高齢者を狙う事件や事故などが多発している現代社会で、その様なトラブルに巻き込まれやすいという心配はあります。

30代

全国の警察が受理した30代の家出人捜索願の件数

家出人捜索願の中で4番目に多いのは30代で10,814人おり、全体の13.3%を占めています。30代という年齢は社会人としては中間管理職という事になりますので、家族や自分のためにバリバリ仕事をしている一方、働き過ぎで親族とコミュニケーションを取る時間が無いという傾向もあります。そして、仕事や交友関係からトラブルへ発展してしまうと家族や友人に相談出来ない状況下の人は、ある日つもの出社時間に外出し、会社にも出社せず、夜になっても帰宅せず、突然失踪してしまったりする傾向もありますので注意は必要です。 30代ともなるとまだまだ働き盛りの時期なので、前向きな人はどんな仕事にも就ける可能性は高く、新たな生活基盤を再構築する事が可能となります。しかし、悩み過ぎてノイローゼ状態となっている人は新たな仕事に就ける可能性は低く、漫画喫茶を生活拠点として暮らしたり、路上生活をしてしまうという心配はあります。

探偵B

補足情報としては成人と少年別の数字をご紹介します。
家出人捜索願の総数の中で成人は62,461人おり、全体の76.9%を占めています。

2016年の家出人捜索願の原因・動機別

ラブ探偵事務所が教える家出人捜索願の原因と動機別

ここでは全国の警察へ家出人捜索願が提出されている総数に対しての原因・動機別TOP4を多い順にお伝えします。

疾病関係

疾病関係で全国の警察が受理した家出人捜索願の件数

疾病関係の悩みが原因で全国の警察が受理した家出人捜索願は16,498人おり、全体の20.3%を占めています。高齢になればなるほどこの様な問題を抱えてしまう可能性は誰にでもあるのではないでしょうか。 しかし、この疾病関係が原因となる失踪や家出は、失踪者や家出人の体調が万全ではない状態という可能性が非常に高いので一刻も早い捜索や保護が必要となります。

家庭関係

家庭関係の悩みが原因で全国の警察が受理した家出人捜索願は16,369人おり、全体の20.2%を占めています。朝から晩まで仕事に追われる男性だったり、介護や育児を行う女性、パートナーの浮気や子供の非行に悩むの両親などがこの様な問題を抱えてしまう可能性があります。 しかし、この家庭関係が原因となる失踪や家出は短期間である場合と長期間となる場合がありますので失踪や家出の発覚後は一刻も早い捜索が必要となります。

事業・職業関係

事業・職業関係で警察が受理した家出人捜索願の件数

事業・職業関係の悩みが原因で全国の警察が受理した家出人捜索願は8,729人おり、全体の10.8%を占めています。働き盛りの30~50代であれば、個人事業の経営難・社内でのトラブル・リストラなどの問題を抱えてしまう可能性は誰にでもあるのではないでしょうか。 しかし、この事業・職業関係が原因となる失踪や家出は、失踪者や家出人が現在の仕事自体を放棄してしまいます。失踪や家出している期間が長引けば、時には退職させられてしまうという事にもなりますので失踪や家出の発覚後は一刻も早い捜索が必要となります。

学業関係

学業関係で全国の警察が受理した家出人捜索願の件数

学業関係の悩みが原因で全国の警察が受理した家出人捜索願は2,014人おり、全体の2.5%を占めています。学業というだけあって10~20代前半の若者に多く、勉強に対する悩みや周囲からのプレッシャーなどの問題を抱えてしまうという可能性は誰にでもあるのではないでしょうか。 しかし、この学業関係が原因となる失踪や家出は、失踪者や家出人が現在の学業自体を放棄してしまいます。失踪や家出している期間が長引けば、時には退学や留年させられてしまうという事にもなりますので失踪や家出の発覚後は一刻も早い捜索と保護が必要となります。

失踪や家出のきっかけ

ラブ探偵事務所が教える失踪や家出のきっかけ

ここでは、失踪者や家出人が失踪や家出をしてしまった主な原因をランダムでお伝えします。

Case1 短絡的

ラブ探偵が教える失踪や家出の理由が短絡的なケース

小学生や中学生の場合には「親に叱られたから」という理由が最も多く、「親と一緒に居たくない」などの気持ちからプチ家出的な失踪であり、失踪者や家出人も深刻になっていないケースが多く見られます。
高校生や大学生の場合には「交友関係」「異性関係」「恋愛問題」などの理由が多く、その他には「勉強や受検の苦しみから逃れたい」「今はもっと遊びたい」「両親や学校から自由になりたい」という様な現実逃避による失踪や家出も多く見られます。
そして学生ではない20歳以上の社会人の場合、「なにごとにも嫌気がさして」「だれも知らない所に行きたい」「責任を負いたくない」など、一時の無責任な感情による理由が多く、多くの場合は失踪や家出した後に後悔している人が多いです。

Case2 突発的

ラブ探偵が教える失踪や家出の理由が突発的なケース

事業・職業関係などの場合、経理や営業などお金を扱う仕事に従事している事が多く、監査などが入るという事前情報により、不正事実の発覚を逃れる目的で逃亡するという傾向が多く見られます。
異性関係の場合などでは、会社内外での不倫問題などが発覚した結果、相手の配偶者からの慰謝料請求などの支払い責任から逃れるため、自宅にも帰らなくなり、会社にも行かなくなるという傾向が多く見られます。
また、疾病の場合などでは、病院での検診や人間ドッグなどで思わしくない結果となったため、自己判断で重病と思い込んで悲観的・自暴自棄になってしまい自ら命を絶つという様な事を考え始める可能性も心配されます。この場合、残された家族の事なども一切考えず、思い詰めたまま突然失踪するという傾向が多く見られます。

Case3 計画的

ラブ探偵が教える失踪や家出の理由が計画的なケース

浮気や不倫などの異性関係の場合、まずは浮気相手の自宅などにあらゆる理由を付けて泊まるようになっていく傾向が多く見られます。 そして、徐々に自宅にも帰らなくなり、浮気相手と一緒になる目的で計画した失踪(駆け落ち)をすることもあります。
この様な場合、今まで築いた家族を捨てて新しい土地で浮気相手と新たな生活をするつもりであり、離婚の意思も固いものと推察されます。

Case4 短期間の家出(プチ家出)

失踪や家出の理由が短期間の失踪・プチ家出のケース

近年では大人や子供を問わず、プチ家出とも思える短期間の失踪や家出を考える人も多くなってきました。
お子様の場合は、両親も「どうせ友人と一緒なんだから、そのうち帰ってくるだろう。」などと高をくくっている方もいると思いますが、家出や失踪期間中に暴走族・半グレグループ・暴力団などの組織的な犯罪行為に加担していたり、覚せい剤・大麻・違法ドラッグなどの薬物を使用する危ない道に誘われて犯罪や事件などに巻込まれるという危険も非常に高く、失踪者本人の将来や同居する家族にも多大な影響を及ぼす可能性があります。
また、失踪者が成人されている場合でも、犯罪や事件に巻込まれる危険は勿論、残された家族が心労などで体調を崩してしまうというも多く、失踪者と家族共に心配な日々が続いてしまいます。
近年ではスマートフォンやインターネット環境の普及によって、連絡手段は電話やメールからSNSへと変化しており、失踪者の交友関係は非常に浅く広いものとなっているのが現状です。 そして、失踪者がSNSなどを利用した個人やグループによる陰湿ないじめ被害を継続して受けていたという事例なども急増しているため、失踪者の全ての交友関係を把握するには非常に時間がかかる場合もあります。またその様な場合、手遅れになる前に行方調査を行って早期に発見や保護する事をお勧めします。

行方調査依頼時のチェック項目

ラブ探偵事務所が教える行方調査依頼時のチェック項目

探偵事務所や興信所などに正式に行方調査を依頼する際、失踪者や家出人のチェック項目をご紹介しますので是非とも参考にしてみて下さい。

失踪・家出のチェック項目
  1. 誰かに対して残しているメッセージなどはあったか
  2. 普段の生活でよく立ち寄る場所や気になるキーワードなどを言っていなかったか
  3. 使用した電話やパソコンの履歴を確認する
  4. 遣える(持出せる)現金はどの位あるか
  5. 移動手段は何があるか
  6. 同行している人物がいそうなのか
  7. 失踪当時の服装や荷物はどのようなものか
  8. 失踪や家出した時の時間を可能な限り明確にする
  9. 失踪や家出後の目撃者などはいないのかを確認する
  10. 部屋に手がかりになる様なメモ・日記・レシートなどはないか
探偵B

お子様のプチ家出などの場合、家出や失踪に対しての罪悪感という意識が低いため、自らの意思で失踪や家出をする成人より、どこかに手がかりを残す可能性が非常に高いです。

どの様な失踪や家出でも、素早い対応が早期発見や保護に繋がりますので行方調査をご検討中の方はお早めに下記よりお問い合わせ下さい。

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